Mashup(マッシュアップ)とは
まず初めにマッシュアップとは
ボーカルだけの音と伴奏だけの音を合わせて新たに1つの曲を作る事を言います。
シングルレコードにはその曲のボーカルだけのヴァージョン(アカペラヴァージョン)と伴奏だけのヴァージョン(インストルメンタルヴァージョン)が収録されていたりします。
そのアカペラとインストをミキサーなどを使ってMixするんですね~。
なかには2曲以上の曲を使ってマッシュアップをしたりする事もあるそうです。
すごいスキルですね~。
「この曲とこの曲を合わせるとこんな感じになるのか!!」とか「マッシュアップの方がオリジナルより良い!!」とか、とにかく聴いていてすごく面白いです。
また、流行りの曲や誰もが知っている名曲のインストにそこまで知られていない曲のアカペラを合わせる事で「このボーカルの曲は誰の何て曲?」とか「オリジナルも聴いてみたい!!」など、自分が知らなかった新たな曲との出会いのきっかけになったりもします。
今回は洋楽おすすめヒップホップ・マッシュアップを5曲紹介したいと思います。
※以下、伴奏だけの音=インスト、ボーカルだけの音=アカペラと表現していきます。
おすすめマッシュアップ5選
Lose Yourself×Shock Ones Prat Ⅱ
インスト「Lose Yourself」×アカペラ「Shock Ones Prat Ⅱ」=こちらがマッシュアップ
1曲目はエミネムの超大ヒット曲「Lose Yourself」のインストとMOBB DEEPの「Shock Ones Prat Ⅱ」のアカペラのマッシュアップです。
エミネムの「Lose Yourself」は自身の主演映画の「8Mile」でもお馴染みの曲ですね。
MOBB DEEPの「Shock Ones Prat Ⅱ」は90年代を代表する名盤で、「8Mile」のオープニングで使われていた曲です。
「Shock Ones Prat Ⅱ」は90年代名盤10選でも紹介しています→詳しくはこちら
こちらは自分でマッシュアップした曲です。
多くの人が聴いた事のある超大ヒット曲である「Lose Yourself」のインストを使ってマッシュアップをしてみたかったんですよね~。
「8Mile」繋がりで「Shock Ones Prat Ⅱ」とか合うんじゃないかと思い何気にマッシュアップしてみたところ、これがなかなかいい感じでした。
周りの友人達からも「エミネムのLose Yourselfかと思いきやラップはエミネムじゃない」みたいな感じのウケが良かったです。
是非一度視聴してみて下さい。
Stayin’ Alive×In Da Club
インスト「Stayin’ Alive」×アカペラ「In Da Club」=こちらがマッシュアップ
2曲目はBee Gees(ビージーズ)の「Stayin’ Alive」のインストと50CENT(フィフティーセント)の「In Da Club」のアカペラのマッシュアップです。
Bee Gees(ビージーズ)の「Stayin’ Alive」は「サタデーナイトフィーバー」でお馴染みの超大ヒットディスコクラシックの名盤です。
ノリノリパーティーチューンですね。
そして50CENTの「In Da Club」は西海岸のドン(首領)DR.DREプロデュースの超イカツイ強面ゴリゴリの大ヒット曲です。
曲調としては全く真逆ですが、コレがまた合うんです。
ビックリしますよ!!
あの「In Da Club」が超ノリノリパーティーチューンに早変わり。
洋楽ヒップホップ初心者もこの「In Da Club」ならきっと聴きやすいはず。
Where Is The Love×Baby Don’t Cry
インスト「Where Is The Love」×アカペラ「Baby Don’t Cry」=こちらがマッシュアップ
3曲目はTHE BLACK EYED PEAS(ブラック・アイド・ピース)の「Where Is The Love」のインストと伝説のラッパー2PACの「Baby Don’t Cry」のアカペラのマッシュアップです。
伝説のラッパー2PACについては以前紹介しました→詳しくはこちら
「Where Is The Love」はこの曲を聴いてブラック・アイド・ピースの事を知ったって人も多いのではないでしょうか。
それぐらいの超大ヒット曲であり名盤です。
このマッシュアップはかなり有名でレコードでリリースされている程です。
オリジナルヴァージョンに全く引けを取らないぐらい良い曲でとても聴きやすいです。
I’ll Be Missing You×Changes
インスト「I’ll Be Missing You」×アカペラ「Changes」=こちらがマッシュアップ
4曲目はPuff Daddy(パフ・ダディ) feat. Faith Evans(フェイス・エヴァンス) & 112の「I’ll Be Missing You」のインストとこれまた伝説のラッパー2PACの人気曲「Changes」のアカペラのマッシュアップです。
「I’ll Be Missing You」は90年代名盤10選で紹介しています→詳しくはこちら
ヒップホップ東西抗争や敵対しているアーティストのマッシュアップなどの細かい話は抜きにして、このマッシュアップはとにかく良い!!!
初めて聴いて時、「オリジナルヴァージョン超えた!!」って思いました。
このマッシュアップは個人的にめちゃくちゃ好きで、自分も真似してマッシュアップしたほどです。
この2曲がここまで相性が良いのは意外でした。
2PACの「Changes」がちょっと切ない胸キュンヒップホップに変身といったところでしょうか。
普段洋楽ヒップホップに馴染みのない方にはこちらのマッシュアップは超おすすめです。
2PACは多くのマッシュアップが世に出ているので気にある方は是非探してみて下さい。
The Next Episode×Quality Control
インスト「The Next Episode」×アカペラ「Quality Control」=こちらがマッシュアップ
最後の5曲目はDR.DREの「The Next Episode」のインストとJURASSIC-5の「Quality Control」のアカペラのマッシュアップです。
こちらも1曲目と同様に自分でマッシュアップした曲です。
「The Next Episode」はDR.DREの曲の中でもかなり有名な曲です。
一度聴いたら頭から離れないような特徴的で癖が凄い中毒的なトラック。
そんな癖スゴ名曲のインストを使ってマッシュアップをしてみたいと自分なりに試行錯誤した結果、たどり着いたのがJURASSIC-5の「Quality Control」でした。
JURASSIC-5も自分が大好きなヒップホップグループです。→詳しくはこちら
相性はなかなか良いと思います。
何かこの2曲をマッシュアップした事で癖スゴ感がさらに増した感じがします。
是非一度、癖スゴ増しのマッシュアップをお試し下さい。
まとめ
名曲を使った洋楽ヒップホップのMashup(マッシュアップ)5選
5曲ともマッシュアップする事で新たな魅力が引き出されています。
オリジナルヴァージョンより聴きやすくなっていたり、印象がガラリと変わっていたり、癖スゴ感が増したり。
洋楽ヒップホップってこういう聴き方もあるんです。
マッシュアップをたくさん聴く事で今まで知らなかったアーティストのオリジナルの曲に目を向けるきっかけになってもらえれば嬉しいですね。
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