【誰でもわかるがん保険】FPがブログでがん保険を超わかりやすく解説します

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【がん保険】FPが超わかりやすく解説

がん保険ってどんな保障が良いのかわからないよね~。

だから保険屋さんに進められるがままに何となく入ってしまってる…。

そうですよね。

どんな保障が付いているがん保険に入っているか詳しく知らずに毎月保険料が当たり前のように口座から引き落とされている。

自分もファイナンシャルプランナーの勉強をしてFP2級AFPの資格を取るまでは皆さんと全く同じでした。

そこで今回は

  • がん保険について誰が読んでもわかるようにFPが解説します。
  • おすすめの保障を紹介し、なぜその保障がおすすめなのかがわかります。
  • 文章を短く区切って難しい専門用語は使いません。

このブログを読めば、あなたにとって本当に必要ながん保険がきっと見付かります。

そして保険屋さんによくわからない保障に入らされる事もなくなるでしょう。

また、このブログを読んでがん保険について理解を深めたうえで「やっぱりがん保険は必要ない」

そう思っていただいてもOKです。

まずはがん、そしてがん保険を知るところから始めましょう。

がん保険とは

文字通りがんの治療をしたらお金がもらえる保険です。

がん保険の大きな特徴は、保険に入ってから90日間保障が効かない期間がある事です。

つまりがん保険に入って保険料払い始めて1か月後にがんになってもお金がもらえないんですね。

最近では90日間の保障が効かない期間、保険料を払わなくてもいいがん保険も登場しています。

そんながん保険の代表的な保障は下記の通りです。

がん保険の代表的な保障
  1. 診断給付金
  2. 複数回診断給付金
  3. 保険料免除保障
  4. 入院給付金
  5. 通院給付金
  6. 手術・放射線・抗がん剤給付金

では1つずつ詳しく見ていきましょう。

  1. んと診断されたら1回だけまとまったお金がもらえる保障
  2. がんを診断されてから一定期間経過後にがんと診断(転移や再発)されたら再度まとまったお金が何度でももらえる保障
  3. がんと診断されたら以後の保険料が無料になる保障(もちろん契約通りの保障が継続)
  4. がん治療で入院したらお金がもらえる保障
  5. がん治療で通院したらお金がもらえる保障
  6. がんの手術、放射線、抗がん剤の治療をしたらお金がもらえる保障

他にも色んな保障がありますが、FP的には上記の1、2、3の保障を抑えておけば良いでしょう。

ポイント

がん保険は加入してから90日間保障が効かない期間がある

昨今のがん事情について

では日本ではどれぐらいの人ががんになってしまうのでしょうか。

日本人の2人に1人は生涯で何らかのがんになってしまうと言われています。

確率的には50%です。

半分ハズレ(引くとがんになるくじ)が入っているくじ引きなんて恐ろしくて絶対にやりたくありませんよね。

ただ、この確率を高いと考えるか低いと考えるかは人それぞれです。

半分の人はがんにならない訳ですからね。

次に日本人はどんながんにどの年齢でなりやすいのかです。

国立研究開発法人国立がん研究センターによると

  • 男性:前立腺がんでがんになる確率は10.8%で9人に1人の割合
  • 年齢:50代から急激に増えはじめ高齢になるほどなる確率が上がる
  • 女性:乳がんでがんになる確率は10.9%で9人に1人の割合
  • 年齢:30代後半から急増し50代までの世代が多い

ここで考えて欲しい事は女性の乳がんになりやすい年代と確率です。

例えば30代、40代、これから子供の教育資金がかかる時に女性が乳がんになってしまったら。

共働きの家庭は女性ががん治療の影響で働けなくなる、または仕事のセーブしを余儀なくされ世帯収入が下がってしまう可能性があります。

また、専業主婦の女性ががんになってしまった場合でも同じです。

男性ががん治療の補助などをすることでフルタイムで働けなくなり収入が下がってしまうケースがあります。

もちろん、男性が30代、40代でもしがんになってしまったら世帯収入の減少はもっと大きくなるでしょう。

ポイント

日本人は2人に1人がんになると言われており、働き盛りの子育て世代もなりやすい

がん治療の変化について

ここではがん治療の変化について見ていきましょう。

ひと昔前のがん治療
  • 長い期間入院をする
  • 治療は手術が主流
  • 手術で治せなかったら亡くなってしまう
  • 長く生きられない不治の病
現在のがん治療
  • 入院期間が短くなった
  • 入院ぜずに通院で治療する事が増えた
  • 治療方法の多様化(手術以外にも放射線や抗がん剤治療もあるよ)
  • 早期発見が可能となる
  • 不治の病から治せる病気、長く付き合っていく病気へ

がんは医療の進歩や早期発見できる医療技術の向上によって不治の病から治せる病気・長く付き合っていく病気に変わりました。

長い期間入院しなくても通院で治療することも可能になりました。

手術で治せない場合は放射線や抗がん剤など幅広い治療を選んで受ける事もできます。

ポイント

がんは医療の進歩や早期発見で不治の病から治せる病気・長く付き合っていく病気へ

ひと昔前に入ったがん保険は要注意

なぜひと昔前のがん保険は要注意なのでしょうか。

それは上記で解説したひと昔前の治療方法に合わせた保障になっているからです。

ひと昔前のがん保険の特徴
  • 長期入院での治療が主流だったため入院給付金が高い
  • 通院での治療が少なかったため通院の保障が付いていない、もしくは不利な条件が設定
  • 手術以外の治療をしてもお金がもらえない
  • 一度がんになるとなると治せない病気だったため診断給付金は1回限り
  • 長く生きられない病気だったため高齢になると保障が減る
  • 不治の病だったため保障が一生涯ではない
  • 上皮内がん(初期がん)の保障がない

もし今、昔のがん保険に入ったままの状態でがんになったら。

入院せずに通院で放射線もしくは抗がん剤で治療しましょうか。

えッ!入院しないの!?

こんなケースの場合、昔のがん保険だと診断給付金しかもらえない可能性もあります。

がんが再発していますのでもう一度治療しましょう。

あッ!診断給付金は一度もらってるからもうもらえない…。

診断確定した時にもらえる診断給付金も1回限りしかもらえないと再発や転移には備えられませんね。

また、一度がんになってしまうと新たに保険に入る事が難しくなります。

一度ご自身のがん保険の保障を確認してみましょう。

ポイント

ひと昔前のがん保険では今治療を受けてもお金がもらえないケースも

がん保険おすすめの保障とは

それでは今までの解説をふまえておすすめの保障を紹介していきましょう。

マストな保障
  • 保障が一生涯で保険料が上がらない保険
  • 診断給付金
  • 複数回診断給付金
  • 保険料免除保障
  • 上皮内がん(初期がん)の保障
  • 先進医療保障
あればさらに安心な保障
  • 通院給付金
  • 三大治療(手術・放射線・抗がん剤)保障

まず保障が一生涯で保険料が上がらない事が絶対条件です。

今のがん治療は非常に多様化しており、なるがんによってどの治療をするかわかりません。

色んな保障をたくさん持っていてもどれにヒットするかわかりません。

もしかしたらほとんどヒットしないかもしれません。

そんな時にがんと診断された時にもらえる診断給付金でまとまったお金が最初にもらえれば、多様化した治療や働けなくなった収入減少にも備えられるでしょう。

診断給付金のまとまったお金は自由に使えるお金ですからね。

がんは治る病気へと変わってきました。

ただし、一度治っても再度がんになってしまう事もあるでしょう。

複数回診断給付金でまとまったお金が1回限りではなく複数回もらえる保障があれば安心です。

最近のがん保険の複数回診断給付金は1回目の診断確定から1年後の再発、転移なら再度まとまったお金がもらえます。

この1年というのがポイントです。

これが2年、もしくは5年となっている場合は注意が必要です。

そして保険料免除保障です。

これはがんと診断された時点で以後の保険料の支払いが無くなる保障です。

つまり保険料無料。

もちろん保障は契約通り継続されます。

先進医療保障は健康保険適用外のがん治療を受けた時にその治療費を保障してくれます。

非常に安く付けられる保障ですので付けておくと良いでしょう。

先進医療について→詳しくはこちら

昔に入ったがん保険に今の時代に合った必要な保障だけ付け足す事も選択肢の一つです。

最後にこれらの保障を上皮内がん(初期がん)の治療でもお金がもらえる保障を選びましょう。

まとめ

【がん保険】FPが超わかりやすく解説

今回はがん保険、昨今のがん事情、がん治療の変化について解説しました。

そしてがんに対する理解を深めていただいたうえで、ひと昔前のがん保険が要注意である事やおすすめの保障について紹介しました。

色んな保障がある中で、あれもこれもと付け足していくと保険料が上がってしまいます。

あたなにとって本当に必要な保障を選び、上手にがん保険に加入して下さいね。

最後に、がん検診を定期的に受けましょう。

これはがん保険に加入するよりも大切な事ですからね。

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