切ない秋に聴きたい洋楽ヒップホップ5選
秋と言えば。
食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋。
そして聴くとちょっと切なくなる
洋楽ヒップホップの秋。
このブログを書いているのは9月6日です。
自分の住んでいる地域も日中はまだ残暑が厳しいですが、朝晩は涼しくなってきました。
日が落ちるのも早くなったし、着実に秋が来ているのを感じますね。
そこで今回は夏が終わってちょっと切なくなる秋に聴きたいおすすめ洋楽ヒップホップの名曲を5曲紹介します。
リリースされた季節は無視。
とにかく「秋っぽい切ないおすすめ洋楽ヒップホップの曲」とさせていただきますので悪しからず。
今回も持っているこだわりのレコードから5曲を厳選しました。
それでは早速紹介していきましょう。
紹介する5曲の特徴
今回紹介する5曲はこんな曲です。
- 洋楽やヒップホップ初心者の方にも聴きやすい
- 聴くとちょっと切なくなるチルい曲
- 女性ボーカルが入っている
- R&Bっぽい洋楽ヒップホップ
特に洋楽初心者の方やヒップホップ初心者の方に是非聴いて欲しいですね。
女性ボーカルの入ったチルい曲はちょっと切なくなる秋にピッタリですよ。
「Take You There」/Pete Rock & C.L. Smooth
1曲目はPete Rock & C.L. Smooth(ピートロック&C.L.スムース)の「Take You There」です。
アルバム「The Main Ingredient」に収録されています。
ピートロック&C.L.スムースはピートロックとC.L.スムースによるアメリカのヒップホップタッグです。
名プロデューサーでもあるピートロック節全開のジャジーでソウルフルなサウンドが特徴の名曲ですね。
C.L.スムースの柔らかく滑らかな語り口とサビの女性コーラスが切なくてチルいトラックとばっちりハマっています。
ジャジーでソウルフルでR&Bっぽいヒップホップはきっと秋の思い出の1曲となる事でしょう。
ちなみに「Take You There」が気に入った方はこちらの曲もおすすめです。
「Take You There」と同じくソウル・ミュージシャンKeni Burke(ケニ・バーク)の名曲「Risin’ To The Top」をサンプリングしています。
同ネタ使いといわれるやつですね。
「Miss U」/The Notorious B.I.G.
2曲目はThe Notorious B.I.G.(ノトーリアス・ビー・アイ・ジー=愛称ビギー)の「Miss U」です。
アルバム「Life After Death」に収録されています。
ビギーはアメリカ東海岸の今は亡き伝説のソロラッパーです。
まず、今はこの世にいないビギーが「Miss U(会いたい・恋しい)」というタイトルでラップしている事に心打たれます。
ピアノの音を使ったトラックがまた切ないですね。
女性のコーラス、そして男性の渋めのコーラスも入った切ないチル系ヒップホップの名曲です。
洋楽ヒップホップは怖くて攻撃的な音楽というイメージがあり敬遠していたという方。
この曲を聴けば洋楽ヒップホップはそんな曲ばかりではない事がわかりますよ。
余談ですが、このビギーともう一人の今は亡き伝説のラッパー2パックの未解決事件を題材にしたジョニー・デップ主演の映画「L.A.コールドケース」も気になる方はチェックして下さいね。
「Retrospect For Life」/Common ft. Lauryn Hill
3曲目はCommon(コモン)の「Retrospect For Life」です。
客演でLauryn Hill(ローリン・ヒル)が参加しているこの曲はアルバム「One Day It’ll All Make Sense」に収録されています。
コモンはアメリカ・シカゴ出身のソロラッパー、ローリン・ヒルはアメリカの女性ソロアーティストです。
こちらもピアノの音を使ったトラックがとても美しいです。
コモンのラップも渋いし、サビのローリン・ヒルの歌声もまた美しいですね。
スローテンポで超メロウなヒップホップは切ない秋との相性抜群です。
「If I Ruled the World」/Nas ft. Lauryn Hill
4曲目はNas(ナズ)の「If I Ruled the World」でこちらも客演でローリン・ヒルが参加しています。
アルバム「It Was Written」に収録されています。
ナズはヒップホップ界を代表するアメリカ・ニューヨークのソロラッパーです。
ローリン・ヒルの美しい歌声から始まるこの曲。
元ネタ(サンプリング)は80年代結成のアメリカのヒップホップグループWhodini(フーディニ)の「Friends」です。
トラックはとてもヒップホップな感じですが、ローリン・ヒルの歌声で一気にR&B感が増しますね。
ナズの切れ味鋭いラップとローリン・ヒルのザビの美しく力強い歌声はまさにヒップホップとR&Bの良いとこ取りです。
90年代を代表する名曲です。
「Nobody」/Nas ft. Lauryn Hill
最後の5曲目もナズ、そしてローリン・ヒル参加の名曲「Nobody」です。
アルバム「King’s Disease II」に収録されています。
この曲は2021年リリースで紹介した5曲の中で最も新しい曲です。
ただ、古き良き90年代の香りが漂う音が個人的にはかなり好きでとても聴きやすい1曲です。
よくぞこういう曲をこの時代に出してくれたと感動しました。
リリース月が8月なのですが、曲調的に秋でも全然ハマるし夏から秋にかけて聴いて欲しい1曲ですね。
スローテンポでメロウなトラックが特徴でゆったり聴けるチル系のヒップホップです。
このトラックに合わせたかのようなナズの穏やかで滑らかな語り口のラップもカッコイイですね。
ローリン・ヒルはコーラスのみの参加かと思いきや、3バーズでラップもしています。
切ない秋にもハマる名曲を是非ご堪能下さい。
番外編
今回紹介した5曲の中で
- 3曲目に紹介の「Retrospect For Life」
- 4曲目に紹介の「If I Ruled the World」
- 5曲目に紹介の「Nobody」
が特に気に入ったという方。
そんな方は客演で参加していた女性アーティストLauryn Hill(ローリン・ヒル)のアルバム「The Miseducation of Lauryn Hill」も是非聴いてみて下さい。
名曲多数の超名盤です。
まとめ
切ない秋に聴きたいおすすめ洋楽ヒップホップ5選
夏が終わってちょっと切なくなる秋にピッタリな洋楽ヒップホップの名曲を5曲紹介しました。
女性ボーカルが入りスローテンポでメロウな曲やピアノの音が使われている曲はどれも聴くとちょっと切なくなるチルい曲ばかりです。
是非ちょっと切ない洋楽ヒップホッを聴いて素敵な秋をお過ごし下さい。
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