今は亡き伝説のラッパー【The Notorious B.I.G.】
MACK
ビギーは伝説のラッパーの一人。そう言っても決して過言ではない!
The Notorious B.I.G.(ノトーリアス ビー・アイ・ジー)愛称はビギー。
これから洋楽ヒップホップを聴こうと思っている方や初心者の方におすすめのヒップホップアーティスト、ラッパーです。
超重要人物!!
今回はそんなThe Notorious B.I.G.について。
初心者の方にもわかりやすく紹介します。
そしておすすめの名曲10選もいつものように自分が好きでレコードを持っている曲の中から紹介します。
自分が好きな曲、レコードを持っている曲じゃないと説得力ないですからね。
The Notorious B.I.G.とは
The Notorious B.I.G.はこんな人
- The Notorious B.I.G.(ノトーリアス ビー・アイ・ジー)
- 愛称はBiggieビギー(下記からはビギーと表記)
- 1972年5月21日生まれ
- アメリカ東海岸ニューヨーク・ブルックリン出身の黒人ラッパー
- 見た目はとにかく巨体でイカツイ
- ベレー帽をよく被っている(自分も若かりし頃に真似して被ってたな~)
- イカツイけど笑った顔がチャーミングで可愛かったりする(個人的な見解)
- 少年期からラップに興味を持ちそのスキルは際立っていたとの事→動画はこちら
- アメリカのヒップホップ雑誌「The Source」の新人紹介コラムにも登場した
- R&BシンガーのMary J Blige(メアリー・ジェイ・ブライジ)の名曲「Real Love (Hip Hop Club Mix)」の客演は超有名
- 奥様はR&BシンガーのFaith Evans(フェイス・エヴァンス)
- 94年にPuff Daddy(パフ・ダディ)ことSean Combs(ショーン・コムズ)が立ち上げたレコード・レーベル「バッド・ボーイ」より1stアルバム「Ready To Die」をリリース
- 西海岸を代表するもう一人の伝説のラッパー2Pacが94年に銃撃され2Pac所属のレコード・レーベル「デス・ロウ」との関係が悪化(いわゆるヒップホップ東西抗争)
- 2ndアルバム「Life After Death」リリースを控えた97年3月9日にロサンゼルスで何者かに銃撃されこの世を去る(犯人は未だに捕まっていない)
- 享年25歳
- 99年に未発表曲を集めた「Born Again」リリース
そのラップスキルとカリスマ性から多くの人々から支持されリスペクトされていたビギー。
決して亡くなった事で有名になった訳ではありません。
もしビギーが今も生きていたら…。
多くの名曲がリリースされていた事でしょう。
今活躍している色んなアーティストとのコラボも見られたかもしれませんね。
ビギーおすすめ名曲10選
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わかりやすいように3つのカテゴリーに分けて紹介したいと思います。
- 男性女性ボーカルが入ったR&B寄りのスローテンポな3曲
- 女性ボーカルが入った軽快でポップな3曲
- 女性ボーカル一切なし これぞ男の王道ヒップホップ4曲
まずは興味のある、聴きやすそうなカテゴリーの曲から聴いてみて下さいね。
男性女性ボーカルが入ったR&B寄りのスローテンポな3曲
- One More Chance/Stay With Me(シングルCD、レコード収録)
- Sky’s The Limit(アルバム「Life After Death」収録)
- Miss U(アルバム「Life After Death」収録)
1.One More Chance/Stay With Me
アメリカのボーカルグループDeBarge(デバージ)の「Stay With Me」をサンプリングしたチルチューン。
「Stay With Me」はR&BアーティストのAshanti(アシャンティ)やMariah Carey(マライアキャリー)も使っていたのでR&B好きな人には聴きやすい曲だと思います。
2.Sky’s The Limit
コーラスグループ112参加のこの曲。
ビギーのラップと112の渋めのコーラスがちょっと大人な雰囲気を醸し出してる1曲です。
3.Miss U
ピアノの音が入ったこの曲はジャジーヒップホップが好きな方にはおすすめです。
どこか哀愁漂うトラックと今は亡きビギーが「Miss U(会いたい・恋しい)」というタイトルの曲をラップしている事に思わず胸がキュンとなります。
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女性ボーカルが入った軽快でポップな3曲
- Mo Money Mo Problems(アルバム「Life After Death」収録)
- Juicy(Pete Rock Remix)(シングルCD、レコード収録)
- Unbelievable(アルバム「Ready To Die」収録)
1.Mo Money Mo Problems
アメリカの女性ソウルシンガーDiana Ross(ダイアナ・ロス)の名曲「I’m Coming Out」をサンプリングしたアッパーチューン。
明るくノリの良い曲が好みという方におすすめの曲です。
2.Juicy(Pete Rock Remix)
今回はあえて自分が好きなPete Rock Remixを。
アルバムヴァージョンも良いんですが、Pete Rock Remixの方が軽快で疾走感があって聴きやすい気がします。
皆さんはどちらが好みでしょうか。→アルバムヴァージョンはこちら
3.Unbelievable
DJ Premierプロデュースの90年代を代表する名盤。
当時よく90年代モノのMIXテープやCDに収録されていました。
1回目のサビの後すぐのビギーのラップ「B-I-G, G-I-E, aka B.I.G. get it? ‘BIGGIE’!!」がカッコ良すぎます。
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女性ボーカル一切なし これぞ男の王道ヒップホップ4曲
- Who Shot Ya? (アルバム「Ready To Die」収録)
- Kick in the Door(アルバム「Life After Death」収録)
- Warning(アルバム「Ready To Die」収録)
- Ready to Die(アルバム「Ready To Die」収録)
1.Who Shot Ya?
ピアノの音が入ったトラックとビギーのラップがとにかく渋くカッコイイ1曲。
この曲はEMINEM(エミネム)主演の映画「8Mile」の劇中でも流れていた曲です。
2.Kick in the Door
こちらも上記で紹介した「Unbelievable」同様DJ Premierプロデュースの名曲。
ただ「Unbelievable」よりも曲調はイカツイさ割増といった感じでしょうか。
3.Warning
アメリカのソウル・ミュージシャンISAAC HAYES(アイザック・ヘイズ)の「Walk On By」をサンプリングした曲です。
アメリカの歌姫Alicia Keys(アリシア・キーズ)も「If I was your woman」という曲で使っていましたね。
PVではビギーが携帯電話を片手に終始眉間にしわを寄せてラップしています。
トラックも怪しく暗い感じでビギーのラップも強面感出まくりです。
4.Ready to Die
1stアルバムのタイトル曲ですね。
ゆったりとしたテンポでラップとラップの間にスクラッチもガンガン入ってきます。
ビギーの力強いラップもカッコイイですね。
さすがアルバムのタイトル曲と言ったところでしょうか。
ビギーおすすめのアルバムを1枚
ベストアルバムもリリースされていますが、個人的には1stアルバム「Ready to Die」をおすすめしたいですね。
通しでずーっと聴いていられるアルバムです。
3つのカテゴリーの中の「女性ボーカル一切なし これぞ男の王道ヒップホップ」で紹介したような曲が多く収録されている印象です。
「Ready to Die」にもまだまだカッコイイ曲がたくさん収録されています。
是非一度通しで聴いてみて欲しいですね。
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ビギーが好きならこのラッパーもおすすめ
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おすすめ10選でお気に入りの曲があればこちらのラッパーも良いですよ!
ビギーが好きならこちらのラッパーもチェック
- Nas(ナズ)/アルバム「Illmatic」
- Rakim(ラキム)/シングル「When I B On Tha Mic」、「Guess Who’s Back」
- Jay-Z(ジェイ・ズィー)/アルバム「The Blueprint」
- 2Pac(トゥパック)/アルバム「All Eyez On Me」
全てソロのラッパーで、一番下の2Pac以外は東海岸を代表するラッパーです。
2Pacは西海岸のラッパーで東海岸のビギーと敵対し(元々は仲良かったみたいですが)ヒップホップ東西抗争によりビギーよりも先に銃撃されこの世を去ったこちらも伝説のラッパーです。
まとめ
今は亡き伝説のラッパー【The Notorious B.I.G.】
今回の洋楽ヒップホップおすすめアーティストはThe Notorious B.I.G.ことビギーについてでした。
紹介した3つのカテゴリーのおすすめ名曲10選の中から、1曲でもお気に入りの曲が見付かったなら嬉しいです。
こうしてビギーのラップを聴いているとこの世にいないとは思えませんね。
いつまで経っても名曲は決して死ぬことはありません。
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